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NKiD-11 ダイアビシニアン

【NKiD-05 アビシニアン】の後継機として開発された空間戦闘用超大型I=D。その巨大さ故に地上では運用できず、専ら宇宙空間でのみ運用される。


 共和国は宇宙用の量産I=Dとして【06サイベリアン】【07ジャバニーズ】【08スフィンクス】【NKiD-05アビシニアン】【B-x1〜x3ウェディングドレス】といった機体を保有しているが、これらは基本的には同クラス/サイズのI=D戦を想定して開発されており、対艦戦・対要塞戦では力不足が露呈することが多かった。また量産タイプの宇宙艦設計においても帝國に大きく水をあけられており、特にターン10前後の宇宙戦においては対要塞戦力の不在が大きなディスアドバンテージとなっていた。このため対艦・対要塞戦を行う宇宙艦、もしくはI=Dの開発が切望されていたのである。

 しかし現在の共和国には本格的な対艦戦を行える宇宙艦はなく、新規開発の目処も立っていなかった。ニャンキーズ級はI=D輸送・地上往還能力を兼ね備えた優秀な艦であるが、それ故に本格的な武装・装甲はされていない。
 【RFサイベリアン】【ラグドール】【シーキャット】といった新鋭機は対艦兵装を装備してはいるが、積載量は常識的な範囲に留まっており、艦載主砲級の火力を持つには至ってはいなかった。

 ならば、アビシニアンを大型化して対要塞戦に使えるようにすればいい…極シンプルながら、実現性が高いとして「NKiD-11 ダイアビシニアン」の開発にゴーサインが出た。

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